倉庫の中で冬越しさせている柑橘類の鉢植えから、レモンを1個収穫。割ってみると水分が少し足りなかったが、十分酸味のあるレモンだった。
初めてレモンを成功させ満足である。来年も期待したい。
去年は体調がすぐれないと思ったことが多々あった。夜間眠っていても熟眠感はなく疲れがとれない、体が固まって痛いなど、不調を感じていた。新型コロナウイルスにおける行動制限の変化、地球温暖化の影響、仕事のストレスなど、体への負担が知らず知らずのうちに大きくなっていたのかもしれない。
不調時に見直さなければならないのは、日常生活である。色々と考えた末、食生活を見直したほうがよいかと考えた。
食生活を見直すと同時に、2ヶ月前から毎日食塩無添加トマトジュースを1缶飲むようにした。すると夜の熟眠感を得られ、体が固まって痛いというのは無くなった。血圧も正常範囲。気付けば不調感が無くなっていた。これは大発見である。トマトのガンマアミノ酪酸(GABA)がストレスを和らげてくれるのだろうか。自分の体の健康に合っているな、と感じている。
今年の農作業にも意欲が出てきた。トマトを丁寧に作るとともに、健康野菜を沢山作って皆の健康に貢献できればいいなと思い、令和6年が始まった。
今年はとにかく暑かった。作物がなかなか育たず、果樹も何本かは枯れてしまった。農作業における熱中症の危険を何度も感じた。冬になっても、例年感じていた凍てつく寒さをまだ感じていない。全国的に被害件数が多いクマが冬眠しないのではないかと思ってしまう。クマは冬でも餌があれば冬眠しないという。人里に降りて来ることを覚えたクマは餌にありつけるから冬眠しないのではないだろうか。
獣害が深刻で、罠猟師の免許を取得した。まだ体制が整っていないが、いずれはジビエ料理なんかもできればいいと思う。
他国の戦争や国内の物価高騰など、まだまだ心配のタネは尽きない。将来の年金がどのくらい貰えるかも定かではなく、自分で資産形成をしておかなければならない。来年は新NISAが始まるので、将来の為に資産運用と農作業を頑張ろうと思う。
渋柿のへたに焼酎を塗り、袋へ入れて密封し2週間以上放置していたら、柿が赤々しく完熟していた。硬めでシャキシャキした歯ごたえを期待していたが、ブヨブヨで腐る一歩手前だった。試しに1個食べてみたら甘くて美味い。しかし、そんな柿が40個位あり、とても食べきれない。そこでジャムにしようと考えた。
作り方はよく知らないが、煮詰めて砂糖を加えれば良いだろうと考えた。皮をむいて漉し器で裏ごしした柿を鍋に入れ、泡立て器でかき混ぜながら弱火で煮詰めた。ブドウ糖があった為、それを混ぜて火を止めて冷ました。
翌日まで放置して鍋を確認すると、ジャムではなくゼリーになっていた。ゼラチンを入れていない為、しっかりしたゼリーではないが、スプーンで掬っても型くずれがしないものが出来た。食べてみると柿の味が残ったフルーティなゼリーのようなムースのような…新鮮な味だった。裏ごしのひと手間がなめらかさを出していて、いい仕事をしたなと満足に浸ったのであった。
苗木を地植えして5年…去年数個だけ実が成った木が、今年は48個?成った。本当は、これ以外も何個か成ったのだが、風で落ちたり完熟して落ちたりと、全部を採ることはできなかった。
この柿は平種無というらしい。平たく四角で渋抜きして食べるのが良いらしい。渋柿なのに樹上完熟したものがあった為、恐る恐る食べてみたら甘くてうまかった。
渋柿を地植えしたのは害獣被害を防ぐ為。被害にあった形跡はないが、これだけ甘くて美味しくなれば被害に遭うのは間違いない。早めに収穫しなければ…と思い収穫してきた。たったこれだけではあるが、初めての本格的な収穫になったのであるから嬉しいかぎりである。
柿のへたに焼酎をつけて袋に密封した。何日か経ったら味見をしてみよう。